本文へスキップ
方言辞典

島根方言

島根方言は島根県で話されている方言です。 このページでは島根方言の単語を20語、 語尾と文法を5種類、 標準語との対訳例文を12本まとめています。 標準語を入力すると島根方言に変換できるツールも無料で使えます。

島根方言変換ツール

「これは本だ。」→「これは本じゃ。」のように変換します。

島根方言
これは本じゃ。

このツールはルールベースの変換です。文脈によっては不自然になることがあります。 このページの変換は広島弁の規則(近い系統)を使用しています。島根方言固有の表現には対応していない場合があります。

島根方言の単語一覧(20語)

語尾・助詞(13語)

島根方言の語尾・助詞一覧
方言 意味・使い方
〜けえ 順接(標準語の「から」にあたる)
〜けど 断定。標準語の「けれど」にあたる
〜こん 否定。標準語の「来ない」にあたる
〜じゃ 断定 だ→じゃ(標準語の「だ」にあたる)
〜じゃけえ 断定。標準語の「だから」にあたる
〜じゃけど 断定。標準語の「だけど」にあたる
〜じゃない 断定。標準語の「ではない」にあたる
〜じゃろう 断定。標準語の「だろう」にあたる
〜せん 否定。標準語の「しない」にあたる
〜とる 進行(標準語の「ている」にあたる)
〜のう 終助詞(標準語の「ね」にあたる)
〜ん 否定。標準語の「ない」にあたる
断定助動詞「だ」 断定の助動詞には「だ」を用いる(雲伯方言も同様)。他の西日本方言が「じゃ、や」を用いるのとは異なる

動詞(1語)

島根方言の動詞一覧
方言 意味・使い方
山陰全体の特徴 山陰独自の特徴として、中古の「アウ」の発音が変化して「アー」という発音になっている。日本の他の方言では「アウ」は「オー」に変化したため、山陰一帯には共通語と同じ意味でも違う発音の語・語法が多く存在する

名詞・その他(6語)

島根方言の名詞・その他一覧
方言 意味・使い方
せ、ぜ 「せ」は「しぇ」、「ぜ」は「じぇ」と発音される。これも、古い発音の名残で、出雲から鳥取県全域にかけてみられる
その他 「借りる」は多くの西日本方言で「借る」だが、東山陰方言では「かれる」と言う。(雲伯方言では「かりる」。どちらも東日本と共通)
たいぎい 語彙。標準語の「面倒くさい」にあたる
ぶち 語彙。標準語の「とても」にあたる
雲伯方言 音韻体系が東北方言(北奥羽方言)に似ており、「ズーズー弁」といわれる
東山陰方言 全域が東京式アクセントである。雲伯方言のようなズーズー弁要素はない

島根方言の語尾と文法

島根方言を島根方言らしくしているのは、単語よりも語尾と文法です。 ここでは変換ツールが実際に使っている規則のうち、確度の高いものを種類別に説明します。

断定「じゃない」「じゃろう」「じゃ」

否定「ん」「せん」「こん」

継続・アスペクト「とる」

助詞「けえ」「のう」

語彙「ぶち」「たいぎい」

島根方言の例文・日常会話

標準語と島根方言の対訳です。すべて確度の高い規則だけを使って変換しています。

標準語 島根方言
これは本だ。 これは本じゃ。
明日は行かない。 明日は行かん。
とても面白いだろう。 ぶち面白いじゃろう。
ご飯を食べているところです。 ご飯を食べとるところです。
何をしているの。 何をしとるの。
すごくおいしいね。 ぶちおいしいのう。
昨日はとても寒かった。 昨日はぶち寒かった。
あの人は学校の先生だ。 あの人は学校の先生じゃ。
わからないから教えてほしい。 わからんから教えてほしい。
今日はいい天気だ。 今日はいい天気じゃ。
ずっと待っている。 ずっと待っとる。
これでいいのだろう。 これでいいのじゃろう。

島根方言と近隣の方言の違い

島根方言は広島弁と同じ系統に属し、語尾や文法の骨格を共有しています。本サイトの変換も広島弁の規則を使っています。ただし島根県には固有の語彙や言い回しがあり、それらは上の単語一覧に収めています。

同じ文を近隣の方言に変換して並べたものが下の表です。同じ標準語でも、地域が変わると語尾がどう変わるかが分かります。

標準語島根方言沖縄方言関西弁
これは本だ。これは本じゃ。これは本だ。これは本や。
明日は行かない。明日は行かん。明日は行かない。明日は行かへん。
とても面白いだろう。ぶち面白いじゃろう。でーじ面白いだはず。めっちゃおもろいやろ。
ご飯を食べているところです。ご飯を食べとるところです。ご飯を食べているところです。ご飯を食べてるところです。

近い地域のページもあわせてどうぞ: 広島弁愛媛方言山口方言岡山方言香川方言鳥取方言

よくある質問

Q.無料で使えますか?

A.無料です。登録もログインも不要で、回数制限もありません。変換はすべてお使いのブラウザ内で処理されるため、入力した文章がサーバーに送信されることもありません。

Q.島根方言はどの地域で話されていますか?

A.島根方言は島根県を中心に話されている方言です。同じ中国・四国の中でも市町村によって語尾や語彙が変わることがあります。

Q.変換の精度はどのくらいですか?

A.本サイトの変換は正規表現によるルールベースの処理で、AI や機械翻訳は使っていません。断定・否定・継続・助詞といった文法規則を順番に当てるため、短い文ほど自然な結果になります。長い文や複文では不自然になることがあります。また島根方言は広島弁の規則を使っているため、島根方言固有の言い回しには対応していない場合があります。

Q.島根方言の単語は何語収録していますか?

A.このページには20語を収録しています。語彙は Wikipedia と JMdict をもとにしており、随時追加しています。

Q.方言のデータはどこから来ていますか?

A.Wikipedia の各方言記事(CC BY-SA 4.0)と JMdict/EDICT(EDRDG, CC BY-SA 4.0)をもとに作成しています。ページ末尾に使用した記事名を明記しています。派生物である本サイトの辞書データも CC BY-SA 4.0 で公開しています。

出典

このページの方言データは、Wikipedia の記事 「雲伯方言」「山陰方言」「東山陰方言」CC BY-SA 4.0) をもとに作成しています。 本サイトの辞書データも Share-Alike 条項にしたがい CC BY-SA 4.0 で公開しています。

他の地域の方言

近畿・関西

九州・沖縄

中国・四国

東海・中部

関東

東北・北海道