沖縄方言
沖縄方言は沖縄県で話されている方言です。 このページでは沖縄方言の単語を279語、 語尾と文法を5種類、 標準語との対訳例文を7本まとめています。 標準語を入力すると沖縄方言に変換できるツールも無料で使えます。
沖縄方言変換ツール
「すごくおいしいね。」→「でーじおいしいさー。」のように変換します。
変わったところ
- すごく でーじ 語彙
- ね さー 助詞
このツールはルールベースの変換です。標準語から方言への一方向で、方言から標準語には戻せません。文脈によっては不自然になることがあります。入力した文章はブラウザの中だけで処理され、送信されません。 沖縄については「ウチナーヤマトグチ(沖縄の日本語)」への変換で、沖縄語そのものではありません。
沖縄方言の単語一覧(279語)
※ この一覧は Wikipedia の「ウチナーヤマトグチの語彙一覧」「沖縄對話」「琉球諸語」「八重山語」「沖縄方言の表記体系」から採録しています。方言は同じ沖縄県の中でも市町村や世代によって異なります。
語尾・助詞(17語)
| 方言 | 意味・使い方 |
|---|---|
| 〜(さ)りんどぉー | 〜するぞ |
| 〜(だ)ばー | 〜(という)わけ。元来「ばー」は「わけ、理由」の意の名詞であるが、では特に意味のない強調語尾として用いられることが多く、内地における「〜だべ」「〜じゃん」「〜ねん」「〜とっと」などに近い |
| 〜(だ)ばーよ | 〜(という)わけよ。「〜だわけさー」とは違い、かなり強気な言い方 |
| 〜(やっ)さ(ー) | (強い断定)〜じゃん。〜だ。「あの子、とっても美人じゃん」→「あの子、でーじちゅらかーぎーやっさ」 |
| 〜いみそーれ | 〜しなさい |
| 〜が? | 疑問形の語尾。「ぬーやが?」は「何?/何ですか?」 |
| 〜だはず | 〜だと思う。〜じゃないかな。〜かも知れない |
| 〜だわけさー | 〜なんだよ |
| 〜やし? | 〜でしょ?/〜じゃん。「いいでしょ?」は「いいやし」 |
| ~さん | 「さあり」から。形容詞接尾辞 |
| アシバー | 遊び人。不良。ヤクザ。ごろつき。暴力団。「遊び」という意味の「アシビ」+「アー」(接尾辞) |
| アミリカー | アメリカ人。米軍人。「アミリカ」+「アー」(接尾辞) |
| ぐゎー (小) | 小さいもの、親しみを込めて付ける接尾語 |
| グワァー | 標準語の「〜ちゃん」に近いニュアンス。漢字では「小」と書く。親しみを表す接尾語で、動物や非生物に対しても用いられる |
| だある | そうだ。そうだね。「である」の訛り |
| でーびる | 〜でございます。(中古日本語「~で侍る」) |
| やしが | だけどさ。でも。語尾につく場合は「〜しが?」となる |
動詞(14語)
| 方言 | 意味・使い方 |
|---|---|
| イザリ | 干潮時にサンゴ礁内を歩いて魚介類を獲ること。語源は「漁(いさり)」。イジャリ、ンジャイとも。いわゆる潮干狩りだが、貝類だけではなく魚、エビ、タコなども対象となる |
| イッペー | いっぱい。たくさん。人が多くて混んでいることを「いっぱいしてる」という表現も用いられる。駐車場が混んでいる、満車になっている状態の事は「車がいっぱいしてる」と言う |
| イラブー | エラブウミヘビ。主に燻製に加工したものを薬膳料理とする |
| ウルマ | 「ウル」は珊瑚を意味する古語で、珊瑚の島として沖縄を表現した雅称とされるが、昭和初期に考案された民間語源である。語源自体は朝鮮語の鬱陵島(ウルルンド)に由来する |
| だあるわけさ | 「そういうことなんですよ」。上記2つの言葉と同様に、この台詞が出た時点で、その件に関する非難や追及は自動的に強制終了となる |
| トロー | とろい人。ぼけた人。低能。トットローとも言う |
| なとーん | 〜になっている。(上手に)できている。間投詞として単独で用いられる場合は、「それでいい、正解」という肯定的な相づちになる |
| ハイサイ | 「こんにちは」にあたる挨拶。男性が使う言い方で、女性は「ハイタイ」と言う |
| はいさい | 「こんにちは」にあたる挨拶。男性が使う言い方で、女性は「はいたい」と言う |
| ハイタイ | こんにちは。女性が使う挨拶で、男性は「ハイサイ」と言う |
| ハジカサー | 恥じらい。「ハジカサーする」は、恥ずかしそうにする |
| ヒーラー | ゴキブリ。漢名の「蜚蠊(ひれん)」から。トービーラー(唐ヒーラー)とも言う |
| フージー | 〜のような(もの)。「風情」の訛りで、「イキガフージー(男風情)」なら「男勝りの女性」、「ヤマトゥフージー(大和風情)」だと「本土風の(垢抜けた)沖縄人」というような意味になる |
| フラー | 愚か者。馬鹿。英語のfoolとは関係なく、惚れる(:気が迷う)という言葉から。フリムン(惚れ者)とも言う |
名詞・その他(248語)
| 方言 | 意味・使い方 |
|---|---|
| アイスワーラー | 冷水、氷水のこと |
| あいっ | あっ。しまった |
| アカマチ | ハマダイ。沖縄の高級魚 |
| アジクーター | 味が濃い、ダシがよくきいている |
| あしてびち (足てびち) | 豚足。煮込んで食べる沖縄料理 |
| アチコーコー | 熱々の状態。主に飲食物について用いられる表現 |
| アチサン | 熱い、暑い |
| アバサー | フグの一種のハリセンボン。陸に上げると盛んに口をパクパクさせることから、「喚(アビ)シャー」(叫びわめく者)という意味でそう呼ばれるようになったとされる。またこの魚に外観の似た丸っこいニガウリのことを「アバシゴーヤー」と呼ぶ |
| アメじょ (アメ女) | アメリカ人と親しくする女性を指した語 |
| あん | さよう、そう |
| あんしぇーや | じゃあな。それでは。別れのあいさつとしてよく使われる |
| あんだ | 油、脂 |
| あんだーぎー | 油で揚げたもの。「サーターアンダギー」の「アンダギー」 |
| あんなに | そんなに。指示代名詞の使い方はかなり曖昧で「あんなに痛かったの?」などという表現が使われる |
| イーチョーバー | フェンネル。「茴香葉」(ウイキョウバ)に由来 |
| イキガ | 男。交際している彼氏 |
| いじゅ (伊集) | イジュ。初夏に白い花をつける沖縄の木 |
| イチャンダ | 無料の。「わざわざ」「いちいち」などの意味もある |
| いつでん | いつでも(九州方言) |
| いっぺい | とても、非常に。「いっぺーにふぇーでーびる」=本当にありがとう |
| イナグ | 女。「おなご」より。交際している彼女 |
| イリチー | 「イリチュン(炒る)」という動詞の名詞形。だし汁などを加えた炒め煮を指すことが多い。クーブイリチーなど |
| イリチー | 炒めてから煮含める沖縄の調理法。また、その料理 |
| イン | 犬。大抵は「インぐゎー」と呼ばれる |
| うー | はい |
| ウージ | さとうきび |
| ウートートゥ | お祈り。祈りを捧げるときの言葉。「おお尊い」の意 |
| ウーマクー | やんちゃ(な) |
| ウサチ | お浸しの訛り。和え物 |
| ウタキ | 御嶽。沖縄県で崇拝の対象とされる琉球神道の聖地 |
| うちなあぐち (沖縄口) | 沖縄のことば。琉球諸語のうち沖縄本島で話されるもの |
| ウチナータイム | 沖縄時間。県外とは異なる独特の時間感覚。または、沖縄において集会・行事などが予定時刻より遅れて始まること |
| ウチナーヤマトグチ | 沖縄の言葉と本土の標準語が混ざった話し方。「ウチナー」は沖縄、「ヤマトグチ」は本土の言葉を指す |
| ウチナーヤマトグチ (沖縄大和口) | 沖縄の人が話す日本語。標準語に沖縄語の語彙や言い回しが混じったもの |
| ウチナンチュー | 沖縄の人 |
| ウッチン | ウコン。「鬱金(うこん)」の沖縄読み |
| ウットゥ | 年下。後輩 |
| うへー | すこし |
| ウミアッチャー | 漁師。語源は「海を歩く人(漁をする人)」 |
| ウミンチュ | 地場の漁民のこと。特に糸満漁民ほかなど |
| うみんちゅ (海人) | 漁師。「〜んちゅ」は「〜の人」を表す沖縄の言い方 |
| ウメーシ | 箸のこと。国頭語で箸を「メーシ」と言い、「御メーシ」が語源 |
| うり | (近くのものを指して)ほら |
| ウリヒャー | そりゃ。ほーら。相手に物を渡すときの掛け声。予想通り(あるいは予想外)のことが起こった場合の感嘆詞 |
| ゥワー | 豚。声門閉鎖音のため発音表記は難しい |
| うわり | とても、非常に |
| うんじゅ | あなた |
| うんじゅなー | あなたがた |
| ウンチェバー | 空芯菜。「雲菜葉(ウンサイバ)」に由来 |
| えぇ! | おい!こらっ! |
| オウチ | 住居。改まった言い方は「住宅」あるいは「屋敷」で、県外で一般的な「家(いえ)」という表現はあまり用いられない |
| オールー | 痣(あざ) |
| ガーブラチ | (口などを)大きく開くこと。「口(くち)ンガーブラチ」。強調の「ガー」+「洞空き(ほらあき)」から |
| カジャー | (嫌な)におい。「カバー」とも。「〇カジャーする」→「〇の臭いがする」 |
| カタブイ | 通り雨。片方の場所では雨が降っているのにもう片方の場所では晴れているという「片降り(偏降り)」に由来。日が照っているのに雨が降る「天気雨」はティーダアミ(太陽雨)という |
| ガチマヤー | たくさん食べる人。食いしん坊 |
| ガチマヤー | 食いしん坊、大食いの人 |
| カチャーシー | 「かきまわし」の意。沖縄民謡などに合わせて揚げた手を振って踊る独特の踊り |
| カチュー | 鰹。「かつお」の訛り |
| かみんちゅ (神人) | 祭祀をつかさどる女性。ノロなど神事に仕える人 |
| かりゆし | めでたいこと、幸せ。「かりゆしウェア」の「かりゆし」 |
| ガンジュー | 健康な。丈夫な。頑丈な。「頑丈」の訛り。「ガンジューねぇ?」は「お元気ですか?」 |
| カンダバー | (食用の)芋の葉。「葛羅葉(カヅラバ)」に由来 |
| ガンチョー | 眼鏡の音読の「がんきょう」に由来。訓読の「めかがみ」に由来する「ミーカガン」という言葉もある |
| カンパチ | 頭の傷が治って禿げた部分。いわゆる10円ハゲのこと |
| キジムナー | ガジュマルに住むとされる赤い髪の精霊 |
| キリュウミン | 本籍地以外の土地に居住している者。戦前の法律用語である「寄留」に由来。伝統的なシマ社会においては、島ナイチャーはもちろんのこと、隣の「シマ」から引っ越してきたものでさえ寄留民と呼ばれ、旧来の住民とは明確に区別される |
| ぐすーよー | 皆さん。大勢に呼びかけるときの語 |
| グスク | 沖縄の城。首里城や今帰仁城などの城跡 |
| グテー | 体格。手足。語源は「五体」。転じて筋肉質でがっちりしていることを指す |
| くぬ | この |
| クリン | どんどん |
| グヮーシー | 〜っぽい。〜まがいの。〜かぶれな。「〜がわしい」の訛り。フージーと同じような意味だが、「表っ面だけを真似た」というような否定的なニュアンスが強い |
| くわっちーさびら | いただきます。食事の前の挨拶 |
| クンチ | 「根気」の沖縄読み。標準語の「元気」や「根性」という意味で用いられる |
| くんづち | 今月 |
| げいおん (迎恩) | 客を迎えるもてなし |
| ゴーヤ | にがうり、ツルレイシ |
| ゴーヤチャンプル | ゴーヤと豆腐、豚肉などを炒めた沖縄料理 |
| コーレーグス | 唐辛子。または島唐辛子を泡盛に漬けて作った辛味調味料のこと |
| こおれえぐす (高麗胡椒) | 島唐辛子。泡盛に漬けた調味料も指す |
| サーターアンダギー | 沖縄の揚げ菓子。丸く揚げた甘いドーナツのようなもの |
| さんぴんちゃ (さんぴん茶) | ジャスミン茶 |
| さんぴん茶 | ジャスミン茶。中国語の「香片茶」より。沖縄で良く飲まれている飲料 |
| シージャ | 年上。先輩。年長者優位の沖縄の風潮を表す言葉である |
| シーブン | おまけ。無料サービス。語源は「添え分」 |
| ジーマミー | 落花生。「地豆」に由来 |
| シーミー | 清明祭。旧暦三月に一族で墓に集まる行事 |
| しきかん (四季柑) | シークヮーサーの近縁の柑橘。カラマンシー |
| シシ | 肉。古代日本語「しし」より。なお、脂身のことはアンダジシ、赤身肉のことは真肉(マッシシ、マシサー)と呼ぶ |
| シタ | 強(したた)かに由来。とても |
| シニカン | 「シニ」と同義。おもに本島北部で使われる |
| シブイ | 冬瓜。「白瓜(シルーリ)」が訛ったもの |
| しまくとぅば (島言葉) | その土地に受け継がれてきた言葉。沖縄県内でも地域ごとに大きく異なり、県はこれを保存する日として「しまくとぅばの日」を定めている |
| シマンチュ | 主に沖縄本島以外の離島において用いられ、島民および島出身者を意味する。また近年は沖縄県民全体を指して用いる場合もある |
| しまんちゅ (島人) | 島の人。沖縄や離島に暮らす人々を指す |
| じゅんに? | 本当に? |
| じょうご (上戸) | 酒好きの人 |
| ジョーグー | 上戸(じょうご)の訛りで、○○が好きであること、あるいは人。「そばジョーグー」は「沖縄そばが大好きな人」 |
| ジョーグー (上戸) | 〜好き。「甘いものジョーグー」のように使う |
| ジリー | 同い年。タメ |
| ジン | お金。「銭」の訛り。不良少年が金品をせびること(いわゆるカツアゲ)は「ジンカメ」という |
| ジンブナー | 利口な人。頭の良い人 |
| ジンブン | 知恵。頭脳。頭がいいこと。「人文」、「存分」など語源にはさまざまな説がある。知識や学問ではなく聡明さや利発を意味することから、「銭分」(金勘定、損得計算)という言葉に由来するという説もある |
| スーコー | 法事、葬儀。「焼香」に由来 |
| スーチカー | 豚肉の塩漬け。沖縄の保存食 |
| スーチキ | 「塩漬け」の訛りで、主に豚肉を生のまま塩に漬けた保存食を指す。スーチカーとも |
| スーネー | 白和えの訛り |
| スクガラス | アイゴの稚魚の塩漬け。豆腐にのせて食べる |
| スヌイ | モズク。「酢海苔」に由来 |
| スラブヤー | コンクリートブロックを積み上げてスラブを載せた、沖縄では一般的な工法による住宅。瓦屋根の建物のことはカワラヤーと呼ぶ |
| ずり (尾類) | 遊女 |
| スンシー | メンマ。中国語の「筍絲」に由来。主に柔らかい穂先部分がイリチーにされる |
| セイザ | 着席あるいは座位の状態で姿勢を正すこと。漢字でも正座と表記するが、足を畳んで座ることは意味しない |
| せーちゅう | 最中。「盛り」の意 |
| ソーキ | 豚のあばら肉。ソーキそばの具として知られる |
| だぁ | (それ)ちょうだい。どれどれ。相手が指しているもの・持っているものを見てみたいときに使う |
| だいず | とても、非常に |
| タシヤー | 「タシユン(炒める)」という動詞の名詞形。ソーミンタシヤー、タシヤーウブン(炒めご飯)など |
| タッチュー | 尖ったもの、あるいは尖っていること。塔頭に由来。伊江島にある城山(グスクヤマ)の代名詞でもある |
| タマナー | キャベツ。「玉菜」に由来 |
| チケー | 近いうち。もうすぐ |
| チデークニ | ニンジン。「黄大根」の訛り。なお、沖縄で伝統的に栽培されるにんじんには黄色い品種が多い |
| ちぬー | 昨日 |
| チブル | 頭。「つむじ」と同じ語源で、中世日本語の「つむり」の転訛 |
| チム | 肝(きも)。心臓。どきどきする表現として「チムダクダク」がある。「チムドンドン」は、わくわくと胸がときめくような心情を意味し、「チムワサワサ」は不安や胸騒ぎのする状態を表す |
| チムグクル | 真心(まごころ) |
| チャンプルー | 沖縄風の炒めもの。豆腐の入った野菜炒めを指すことが多いが、素麺や麩など例外的な用法もある。沖縄は、様々な国や地域の影響を受けてきたため、チャンプルー文化と言われることもある |
| チャンプルー | 野菜や豆腐を炒めた沖縄料理。「混ぜこぜ」の意 |
| ちゅー | 今日 |
| チューバー | 強者。勇者。弱虫はヨーバー |
| チュファーラ | 満腹。おなかいっぱい。中国語の「吃飽了」に由来 |
| ちゅら (美ら) | 美しい、きれいな。「ちゅら海」の「ちゅら」 |
| チュラカーギー | 美しい顔立ち。美人。語源は「清ら影」 |
| チュラサン | 美しい。「清ら+さん」 |
| ちゅらさん | 美しいこと、美しい人 |
| チラ | 面(つら)。顔。沖縄人独特の「濃い」顔だちのことはウチナージラ(沖縄顔)という |
| チリ | ごみ。種類や大きさに関係なく、廃棄物全般を指す言葉として用いられる |
| チルダイ | 脱力。倦怠。失望。がっかりする。用例「ちるだいする」。日本語の「気だるい」が語源 |
| チンナン | かたつむり |
| ツーリスト | 旅行会社のこと。県内旅行業者の多くが社名として名乗るために定着した。なお後述する「ウチナー英語」(英語由来)ではない |
| デークニ | ダイコン。「大根」の訛り |
| テーゲー | 適当。アバウト。いい加減。発音は「大概」の琉球語読み。沖縄県民の気風を語る上で欠かせない言葉である |
| デージ | とても。大変。「大事」に由来。「大変なことになっている」は「デージナトン」 |
| テビチ | 豚足。本来の意味は煮込み料理を意味する「手引き」という語に由来 |
| テビチ | 豚足。煮込んで食べる |
| てんち | 天気 |
| ドゥー | 自分。ドゥーカッティは自分勝手、ドゥーチュイムニイは独り言という意味 |
| トゥジ | 妻。日本古語の刀自に由来 |
| とぅんち (殿内) | 琉球王国時代の高位の役人の屋敷 |
| とーとー | 飲み物を注いでもらう時、「もういいよ(ストップ)」と伝えるときに使う |
| トートーメー | 位牌。「尊御前(尊い御前(おんまえ))」が変化したもので、祖先崇拝の象徴とされる |
| どっと | だいぶ、しきりに |
| トントンミー | ミナミトビハゼ。干潟に住む魚 |
| どんなに | すごく。非常に。「どんなに〜だったか!」という感嘆文からの転用 |
| トンファー (旋棍) | 沖縄の武具の一つ。持ち手の付いた棒 |
| なー | もはや、もう |
| ナークー | 宮古人 |
| ナーベーラー | ヘチマ。「鍋洗い」に由来 |
| ナイチャー | 沖縄以外の日本本土の人 |
| なま | 今、只今 |
| なんくるない | なんとかなる。「なんくるないさー」の形で使い、くよくよせず前を向くという沖縄の心持ちを表す |
| なんくるない | なんとかなる、心配ない。「なんくるないさ」の形で使う |
| なんでかねー | 文字通り「どうしてだろうね」という意味だが、返答に困った時、相手から責められた時などの逃げ口上として多用される |
| ニーニー・ネーネー | お兄さん・お姉さん |
| ニービチ | 結婚。語源は、他の家(他所のシマ)から女を連れてくるという意味の「根引き」 |
| ニーブイ | 眠い。ニーブイカーブイと韻を踏むこともある |
| ニーブヤー | 「眠い(にぶい)」+「アー」。反応の遅い人。ぼうっとしている人。いつも眠たそうにしている人。うすのろ。のろま |
| ニリー | 面倒くさい |
| にんじんしりしり (人参しりしり) | にんじんを細く削って卵と炒めた沖縄料理 |
| ヌシ | 主人、所有者の意。主 |
| ヌチグスイ | 命薬。とても美味しかった、めったに食べられないご馳走を頂いたという感謝、感動を伝える言葉。上述のクスイムンと混同されることがあるが、あくまでも精神的、感情的な表現であり、身体に良いという意味合いではない |
| バクチャー | ばくち打ち、博打好きの人 |
| ハゴー | 汚い |
| バター | (米国製の)マーガリンのこと。沖縄県の(飲食店で)バター焼きには昔からマーガリンを使う風習であり、本来のバターは殆ど使われない |
| はだむち | 気候。(肌持ち) |
| はちうえ | 盆栽。(鉢植え) |
| ハルサー | 農民。語源は「原(はる、畑)の人」 |
| バンシルー | グアバ。日本語の「蕃石榴(バンジロウ)」の訛り |
| ハンダマ | 水前寺菜。「春玉(ハルタマ)」に由来 |
| ヒージャー | 山羊。鬚(ヒジ)+アーで「鬚のあるもの」という意味 |
| ヒザマズキ | 正座。両足を揃えて畳んだ座り方。「跪(ひざまづ)く」に由来する「ヒザマンチュ」という方言を標準語に再翻訳したもの。膝をついて腰を浮かした姿勢のことではない |
| ヒジュルー | 冷酷な人。自分勝手な人。人でなし。「冷たい」を意味する「ヒジュル」に由来 |
| ヒッチー | 頻繁に |
| ピパーツ | ヒハツモドキ。石垣島などで使う香辛料 |
| ヒンガー | 不潔な人。「垢」を意味する「ヒング」+「アー」。「しばらく入浴していないような不潔な風貌の人」という意味合いで使われる |
| ヒング | 垢。汚れ |
| ヒンスー | 貧乏人、貧乏なこと |
| フィーサン | 寒い。「冷え+さん」から。「暑い」はアチサン |
| フーチバー | ニシヨモギ。ヨモギを意味する古代日本語「フツ(の葉)」が語源 |
| フール | 便所。伝統的な沖縄家屋では、豚便所(ゥワーフール)と呼ばれる屋外に設けられた便所で、排泄物を飼料として豚を飼育していた |
| プットゥルー | でんぷん質の食材を、油を使って調理したもの。ウムクジ(芋くず)プットゥルー、ソーミンプットゥルーなど |
| フユー | 怠惰。無精。ものぐさ。のんびりだらだらすること。怠け者はフユーナーあるいはフユーサー |
| ホーミ(ー) | 女陰。転じて性行為を指す言葉 |
| ポチギ | ポルトガル風ソーセージ(Portuguese sausage) |
| マーサムン | 美味しいもの |
| マーサン | 美味しい。「旨(うま)さん」の訛り。「イッペーマーサンドー」は「すごく美味しいよ」 |
| マーサン | おいしい |
| マース | 塩のこと。「真塩(マシウ)」の訛り |
| マーミナー | もやし。「豆菜」に由来 |
| マギー | 大きい |
| マジムン | 魔物。ヤナムン(嫌なもの)という言い方もある |
| マジュン | 一緒に |
| まぶい | 魂、たましい。「まぶいを落とす」=驚いて魂が抜ける |
| みやらび (美童) | 美しい若い女性 |
| ムジ | タイモの芋茎。古代日本語の「いもじ」に由来 |
| ムル | 全部。すべて。標準語の「もろ(諸)」の訛り。「むるわからん」は「さっぱりわからない」 |
| めんそーれ | 「いらっしゃいませ」「ようこそ」にあたる歓迎の挨拶。観光地や空港の案内でもよく使われる |
| ヤー | おまえ(親称)。複数形は「イッター/ヤッター」(お前たち) |
| やがて | ほとんど。もう少しで。「やがて来るはず」は「もうすぐ来るだろう」、「やがて溺れよったさー」は「もうちょっとで溺れるところだった」の意 |
| ヤチムン | 陶磁器。焼物(やきもの)の訛り |
| やちむん (焼物) | 沖縄の焼き物、陶器 |
| ヤナカーギー | ブス。語源は「嫌な影」 |
| やまとんちゅ (大和んちゅ) | 沖縄以外の日本本土の人 |
| ヤマトンチュー | 沖縄以外の日本本土の人 |
| ヤンバラー | 山原(沖縄本島北部)人 |
| ユイマール | 地域や仲間内での助け合い、相互扶助の制度。漢字で書くと「結い回る」 |
| ユーバン | 夕飯 |
| ユーフル | 風呂。水風呂との区別、また単にフルではフール(便所)と紛らわしいため「湯風呂」と呼んで区別した名残り |
| ユクイ | 休憩。一休み。語源は「ゆっくり」 |
| ユクシ | 嘘。嘘つき。「ユクシムニー」(邪まな物言い)の短縮形。嘘をつく人はユクサー |
| ユシドーフ | 語源は「寄せ豆腐」。県外ではくみ豆腐、おぼろ豆腐などと呼ばれるものに近く、豆腐を押し固めて水抜きを行う前の状態のもの |
| ゆた | 沖縄・奄美の霊媒師。占いや先祖供養を行う |
| ユンタク | 談笑。おしゃべり |
| ラフテー | 豚の三枚肉を泡盛や醤油で煮込んだ沖縄料理 |
| りっか | (さあ)行こう。「りっかりっか」と重ねて使われることが多い |
| ワーバサー | いたずらっ子の事。ガンマラーと言う事もある |
| ワン・ワー | 私。僕。俺。「私は」の場合、「ワンネー」となる。複数形は「ワッター」(私たち) |
| んじ? | そうなの?/どうなの? |
| ンジャナ | ホソバワダン。「苦菜(ニガナ)」の訛り |
| ンスナバー | フダンソウ。「味噌菜葉(ミソナバ)」に由来 |
| ンブシー | 「ンブシュン(蒸す)」という動詞の名詞形。ナーベラー(ヘチマ)や豆腐など、水分の多い材料を水を加えずに煮る調理法。ンブサーともいう。ナーベラーンブシーなど |
| 移店 | 移転の誤記。店舗移転の張り紙などにおいて頻繁に見られる |
| 慣習 | え いぇ |
| 慣習的な表記法 | 前述のような「限定的な手法」が、沖縄県において散見される |
| 協議会表記 | ゆぃ |
| 県正書法案 | きゅ |
| 語中 | (不使用) 2 |
| 志向形 | 未然形 |
| 支那そば | 料理としてのラーメンや中華そばのことではなく、棒状の乾麺の中華麺を指す。保存食として常備され、素麺と同じように炒めるなどして用いられる |
| 食道 | 食堂の誤記。新規開店の店においてもこの表記を採用することがある |
| 新沖縄文字 | い゙ |
| 店休日 | 定休日の誤記。臨時休業日という意味でも使用される |
| 島ナイチャー | 沖縄在住のナイチャー。特に自らの意志で移住し、沖縄の風土に染まった人を指す。沖縄戦前は本土かぶれの沖縄人を指す言葉だったが、本土復帰後に移住者が増えると、意味が反対のものになった |
| 南琉球諸語 | * 宮古列島・八重山列島の大部分 -- i、ï、u、e、o、aの6母音。ïは[s]または[z]に近い摩擦音を伴う |
| 北琉球諸語 | * 奄美大島・徳之島・喜界島北部 -- i、ï、u、e、ë、o、aの7母音またはこのうちëを欠いた6母音 |
| 命令形1 | 命令形2 |
| 連用形 | 終止形1 |
沖縄方言の語尾と文法
沖縄方言を沖縄方言らしくしているのは、単語よりも語尾と文法です。 ここでは変換ツールが実際に使っている規則のうち、確度の高いものを種類別に説明します。
断定「だはず」「だはずよー」
- でしょう → だはず :ウチナーヤマトグチ。沖縄語そのものではない
- だろう → だはず 例)とても面白いだろう。 → でーじ面白いだはず。
- だよ → だはずよー
否定「さんけー」
- しないで → さんけー :「シワサンケー」=くよくよするな
継続・アスペクト「ている」
- ている → ている :ウチナーヤマトグチの文法は標準語とほぼ同一(Wikipedia)。アスペクトは変換しない
助詞「さー」
- ね → さー 例)すごくおいしいね。 → でーじおいしいさー。
語彙「でーじ」「はいさい」「ちばりよー」
- とても → でーじ 例)とても面白いだろう。 → でーじ面白いだはず。
- すごく → でーじ 例)すごくおいしいね。 → でーじおいしいさー。
- こんにちは → はいさい :男性。女性は「はいたい」 例)こんにちは、今日はいい天気ですね。 → はいさい、今日はいい天気ですさー。
- 頑張れ → ちばりよー
- 頑張る → ちばる
- 逃げる → ひんぎる
- びっくりする → どぅまんぎる
- 殴る → すぐる
- 心配する → しわする
- 女 → いなぐ
- 男 → いきが
- ぼうっとする → とぅるばる
沖縄方言の例文・日常会話
標準語と沖縄方言の対訳です。すべて確度の高い規則だけを使って変換しています。
| 標準語 | 沖縄方言 |
|---|---|
| とても面白いだろう。 | でーじ面白いだはず。 |
| すごくおいしいね。 | でーじおいしいさー。 |
| 昨日はとても寒かった。 | 昨日はでーじ寒かった。 |
| これでいいのだろう。 | これでいいのだはず。 |
| とても暑い日が続きますね。 | でーじ暑い日が続きますさー。 |
| こんにちは、今日はいい天気ですね。 | はいさい、今日はいい天気ですさー。 |
| あの人はすごく面白い。 | あの人はでーじ面白い。 |
沖縄語とウチナーヤマトグチの違い
沖縄で話されている言葉には、性質のまったく違う二つの層があります。ひとつは沖縄語(うちなーぐち)で、これは日本語と系統は同じでも通じ合わない独立した言語です。ユネスコは沖縄語を消滅危機言語に指定しています。もうひとつがウチナーヤマトグチで、標準語をベースに沖縄語の語彙・語尾・音韻が混ざった沖縄の日本語です。現在の沖縄で日常的に話されているのは、ほとんどがこちらです。
たとえば「ありがとう」は、沖縄語では「にふぇーでーびる」ですが、ウチナーヤマトグチでは標準語と同じ「ありがとう」を使い、語尾に「〜さー」「〜だはず」が付く程度です。「めんそーれ(いらっしゃい)」「だからよー(そうだよね)」「なんくるないさ(なんとかなるさ)」といった、県外でも知られている表現の多くはウチナーヤマトグチに属します。
本サイトの変換ツールが出力するのはウチナーヤマトグチであり、沖縄語への翻訳ではありません。沖縄語は動詞の活用も音韻体系も標準語と大きく異なるため、正則置換だけで訳すことはできません。単語一覧では両方を収録し、出典に沖縄語の資料を含めています。
| 標準語 | ウチナーヤマトグチ | 沖縄語(うちなーぐち) |
|---|---|---|
| ありがとう | ありがとうさー | にふぇーでーびる |
| こんにちは | はいさい/はいたい | はいさい/はいたい |
| とても疲れた | でーじ疲れた | でーじ ゆくいぶさん |
| そうだよね | だからよー | あんやさ |
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よくある質問
Q.無料で使えますか?
A.無料です。登録もログインも不要で、回数制限もありません。変換はすべてお使いのブラウザ内で処理されるため、入力した文章がサーバーに送信されることもありません。
Q.沖縄方言はどの地域で話されていますか?
A.沖縄方言は沖縄県を中心に話されている方言です。同じ九州・沖縄の中でも市町村によって語尾や語彙が変わることがあります。
Q.変換の精度はどのくらいですか?
A.本サイトの変換は正規表現によるルールベースの処理で、AI や機械翻訳は使っていません。断定・否定・継続・助詞といった文法規則を順番に当てるため、短い文ほど自然な結果になります。長い文や複文では不自然になることがあります。
Q.沖縄方言の単語は何語収録していますか?
A.このページには279語を収録しています。語彙は Wikipedia と JMdict をもとにしており、随時追加しています。
Q.方言のデータはどこから来ていますか?
A.Wikipedia の各方言記事(CC BY-SA 4.0)と JMdict/EDICT(EDRDG, CC BY-SA 4.0)をもとに作成しています。ページ末尾に使用した記事名を明記しています。派生物である本サイトの辞書データも CC BY-SA 4.0 で公開しています。
出典
このページの方言データは、Wikipedia の記事 「ウチナーヤマトグチの語彙一覧」・「沖縄方言の表記体系」・「沖縄對話」・「八重山語」・「琉球諸語」 (CC BY-SA 4.0) をもとに作成しています。 本サイトの辞書データも Share-Alike 条項にしたがい CC BY-SA 4.0 で公開しています。