関西弁
関西弁は関西地方で話されている方言です。 このページでは関西弁の単語を326語、 語尾と文法を5種類、 標準語との対訳例文を12本まとめています。 標準語を入力すると関西弁に変換できるツールも無料で使えます。
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変わったところ
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- 面白 おもろ 語彙
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関西弁の単語一覧(326語)
※ この一覧は Wikipedia の「近畿方言」から採録しています。方言は同じ関西の中でも市町村や世代によって異なります。
語尾・助詞(20語)
| 方言 | 意味・使い方 |
|---|---|
| かいな | 〜かなあ、〜だろうか。疑いや意外さを表す語尾。「ほんまかいな」 |
| かいな | 〜かなあ、〜だろうか。疑いや意外さを表す語尾 |
| かて | 〜でも、〜だって。「子どもかてわかる」=子どもだってわかる |
| きれいかった (綺麗かった) | きれいだった。形容動詞を形容詞のように活用させた言い方 |
| けぇ | 〜かい、〜ですか。問いかけの語尾 |
| さかい | 〜だから、〜ので。理由を表す接続助詞。「寒いさかい上着着てき」。やや古風で、年配層や上方落語でよく聞かれる |
| せやから | だから。理由を述べるときに使う。「そやから」とも |
| でっしゃろ | 〜でしょう。丁寧な断定「だす」から生まれた語尾で、商人言葉の響きがある |
| な | 〜ね、〜な。念を押したり呼びかけたりする語尾 |
| ねん | 〜んだ。断定や説明を表す語尾。「そうやねん」=そうなんだ |
| のん | 〜の。問いかけや確認を表す語尾。「何してんのん?」=何してるの? |
| はる | 〜なさる。軽い敬意を表す言い方。「先生来はった」=先生がいらっしゃった。京都・大阪で日常的に使う |
| へん | 〜ない。動詞を打ち消す語尾。「行かへん」=行かない |
| まへん | 〜ません。丁寧な打ち消しを表す語尾。「わかりまへん」=わかりません |
| や | 〜だ。断定の助動詞。標準語の「だ」にあたる |
| やった | 〜だった。断定の「や」の過去形。「ええやった」=よかった |
| やん | ①「〜じゃないか」にあたる語尾。「ええやん」=いいじゃないか ②親しい人の名前に付ける接尾語。「たかしやん」 |
| やんか | 〜じゃないか。同意を求める語尾 |
| よる | 〜している。動作が進行中であることを表す。西日本では完了の「〜とる」と進行の「〜よる」を使い分ける |
| わ | 〜わ。感動や念押しを表す語尾 |
動詞(38語)
| 方言 | 意味・使い方 |
|---|---|
| あかん | だめだ、いけない。「埒が明かぬ」に由来する。禁止・不可・失敗のいずれにも使う関西の最重要語で、「あかんかった」で「だめだった」の意味になる |
| あて | 酒の肴。お通しのことは「突き出し」と言う。一人称の「あて」とは発音が異なる |
| あなぜかぜ (あなぜ風) | 冬に吹く北西の季節風。「あなじ」とも言う |
| あんじょう | 上手に。上手く。「味良く」の転。 (例)あんじょう頼んまっさ |
| いがむ | かたむく、(向きが)ずれる。「ゆがむ」の転。 (例)柱がちょっといがんでへんか? |
| いちびる | 調子に乗ってふざける、はしゃぎすぎる |
| いちびる | 調子に乗る。ふざける。名詞形「いちびり」でお調子者の意 |
| いっかいせい (1回生) | 大学の一年生。関西の大学では「一年生」より「一回生」と言う |
| いてこます | 痛い目に遭わせる、やっつける。かなり荒っぽい言い回し |
| いぬ (往ぬ) | 帰る、去る。「いぬる」と同じ意味で、こちらは古い終止形 |
| いぬる (往ぬる) | 帰る、去る。「もういぬるわ」=もう帰るよ |
| いわす | やり込める。やっつける。「グウの音を言わす」ことから。転じて、せしめる、(体を)壊す。 (例)肩をいわした |
| えずく | 吐き気を催す。吐く。吐き気が込み上げた時の声(オエッ)と「衝く」が組み合わさったものという |
| おちょくる | からかう。小馬鹿にする |
| おっさん | おじさん(中年男性に対する呼び掛け)、和尚さん。平板に読めば前者の、「さん」を下げて読めば後者の意味になる |
| きくな (菊菜) | 春菊。関西では「しゅんぎく」より「きくな」と言う |
| くさる (腐る) | 〜しやがる。他人の動作をののしって言う言い方 |
| ごうわく (業沸く) | 腹が立つ。「ごうがわく」と同じ |
| さらす | 〜しやがる。他人の動作をののしって言う言い方 |
| しくさる (し腐る) | 〜しやがる。「さらす」と同じくののしって言う言い方 |
| したる | 〜してやる。「持ったる」=持ってやる |
| しばく | たたく、なぐる。また「茶ぇしばく」のように「(店に)行く」の意でも使う |
| しばく | 叩く。引っぱたく。バブル期頃には「茶ぁしばけへん?」「マクドしばけへん?」「ネズミしばけへん?」のように、「……へ飲食や遊びに行く」の意で用いるのが流行した |
| しゃーなし | 仕方なく、いやいやながら。「しゃーなしに行く」=しぶしぶ行く |
| たく (炊く) | 煮る。関西では野菜などを煮ることにも「炊く」を使う |
| たる | 〜してやる。「読んだる」=読んでやる |
| たろう | 〜してやろう。「持ったろう」=持ってやろう |
| ちゃいする | 幼児語で、捨てる。 (例)そんなばばい(=ばっちい)もんちゃいし |
| ちゃう | 違う、そうではない。「ちゃうちゃう」と重ねて強く否定する |
| ちゃう | ちがう。……ではない。(例)そうちゃうか?(=そうではないか?) |
| なおす (直す) | 片付ける、しまう。「これなおしといて」は「修理して」ではなく「片付けて」の意味。近畿から九州にかけて広く使われ、他地域の人が取り違えやすい語の代表 |
| なみだがちょちょぎれる (涙がちょちょぎれる) | 涙がこぼれる、泣けてくる |
| ほかす | 捨てる。「そこのゴミほかしといて」。同じ意味で「ほる」も使う |
| ほたえる | 騒ぐ。ふざける。じゃれる |
| よせる (寄せる) | 仲間に入れる、加える |
| よばれる (呼ばれる) | ごちそうになる。「隣でよばれてきた」=隣の家でごちそうになってきた |
| わらかす | 笑わす。 (例)わらかっしょんな(=笑わせやがる、笑っちゃうぜ) |
| わらける (笑ける) | つい笑ってしまう、笑いがこみあげる |
形容詞・形容動詞(22語)
| 方言 | 意味・使い方 |
|---|---|
| あまちちこい (甘ちちこい) | 甘ったるい、甘すぎる |
| おぼこい | 子どもっぽい、あどけない |
| おぼこい | 幼い。子供っぽい。あどけない。うぶな。「産子」の転「おぼこ」の形容詞形 |
| おもろい | おもしろい、愉快だ |
| おもろい | 面白い。否定形「おもろ(う)ない」はくだけて「おもんない」とも。元は男性語 |
| おもんない | おもしろくない、つまらない |
| がめつい | 金銭に細かく欲が深い。関西で生まれ、戯曲『がめつい奴』を機に全国へ広まった語 |
| ごつい | でかい。強い。いかつい。ひどい。1970年代以降の大阪などでは主に「ごっつ」の形で強調の副詞としても用いる。 (例)ごっつやばい |
| しばきあい (シバキ合い) | なぐり合い、けんか |
| しゃあない | 仕方がない、やむを得ない。「しゃあないな」=仕方ないな |
| じゃかあしい | うるさい、やかましい。「やかましい」の強い言い方で、荒っぽい響きを持つ |
| じゅつない (術ない) | どうしようもない、やるせない |
| しらこい | 白々しい、見え透いている。「しらこい嘘つくな」 |
| しんきくさい (辛気臭い) | じれったい、気がめいる |
| すこい | ずるい。狡猾。「こすい」の倒語 |
| ずっこい | ずるい。「すこい」と「ずるい」の混合か。 (例)あんたばっかしずっこいわあ |
| ちゃうくない | 違うんじゃない、おかしくない? |
| ぬくい (温い) | 暖かい、温かい。「今日はぬくいなあ」。標準語の「ぬるい」とは違い、心地よい暖かさを指す |
| ぬくとい | 暖かい。「ぬくい」の変化形で、より柔らかい響きがある |
| ぬくとい (温とい) | 暖かい、ぬくい |
| やない (や無い) | 〜ではない |
| ややこい | ややこしい、込み入っている |
名詞・その他(246語)
| 方言 | 意味・使い方 |
|---|---|
| あかへん (明かへん) | だめだ、いけない。「あかん」と同じ意味で、打ち消しを重ねた言い方 |
| あかんたれ | 意気地なし、根性のない人 |
| あきまへん | だめです、いけません。「あかん」の丁寧な言い方 |
| あこ (彼処) | あそこ、あちら |
| あて (当て) | 酒のつまみ。もとは「あてにするもの」から出た言い方 |
| あない | あんな、あのような |
| あなじ | 冬に吹く北西の季節風 |
| あぶらむし (油虫) | ゴキブリ。アブラムシ(植物につく虫)を指すこともある |
| アホ (阿呆) | ばか、まぬけ。関西では親しみを込めて使うこともあり、「バカ」より角が立たない |
| あほづら (アホ面) | まぬけな顔つき |
| あほんだら | ばか者。「あほ」を強めた罵り言葉だが、親しい間柄では軽口としても使われる |
| あめちゃん (飴ちゃん) | あめ玉。関西では菓子に「ちゃん」を付けて親しんで呼ぶ |
| あらへん (有らへん) | ない、存在しない |
| あんさん | あなた。やや古風で、商人言葉や落語に多い二人称 |
| あんじょう | うまく、ちゃんと。「あんじょうやっとき」=うまくやっておいて |
| あんだけ | あれだけ、あれほど |
| あんたはん | あなた。「あんた」に敬称の「はん」が付いた言い方 |
| あんだら | ばか、まぬけ |
| あんなあ | あのね、ちょっと聞いて。話を切り出すときの語 |
| あんなん | あんなもの、あんなこと |
| いかのぼり (凧) | たこ(凧) |
| いけず | 意地悪、人が悪いこと |
| いけず | 意地悪。近世には「いかず」とも。元は「一筋縄では行かぬ」ことから、強情者・頑固者・ならず者などを指した |
| いたば (板場) | 料理屋の調理場。転じて板前、料理人 |
| いっちゃん | 一番、最も。「いっちゃん好き」=一番好き |
| いっちょかみ (一丁噛み) | 何にでも首を突っ込むこと。また、その人 |
| いてまう | やっつける、痛めつける |
| いと | 娘。嬢。「いとけない(=幼い)」あるいは「いとしげない(=愛しい)」の略か。「ぼん」の対義語。 (例)いとはん(=お嬢ちゃん) |
| いとさん (愛様) | 良家の娘。商家で使われた呼び方 |
| いとはん | 良家の娘。「いとさん」と同じ |
| いや | 「い」に抑揚を付けて、女性が多用する感動詞。「おやまあ」などに相当 |
| いやや (嫌や) | いやだ、したくない |
| いらち | せっかちな人、気が短い人。「あの人いらちやから」 |
| いらん | いらない、必要ない。「要らぬ」が変化した形 |
| いりこ | 煮干し。だしをとるための小魚。関西から瀬戸内にかけて広く使う |
| いんじゃん | じゃんけん |
| うち | 私。主に女性が使う一人称 |
| ええ | よい、いい。「ええ天気やな」 |
| ええし | 「良い衆」の転。良家。金持ちの家 |
| えげつない | 露骨な。強烈な。卑劣な。あくどい。元は「いげちない」「いげつない」と言った |
| えずく (嘔吐く) | 吐き気をもよおす、もどす |
| えどこ (江戸子) | 江戸っ子、生粋の東京の人 |
| えらい (偉い) | ①疲れた、しんどい。「今日はえらかったわ」②程度がはなはだしい。「えらい人やな」は「立派な人だ」ではなく「ものすごい数の人だ」の意味になることがある |
| えらいこっちゃ (偉いこっちゃ) | 大変なことだ、困ったことになった |
| おい | 相手に呼びかけるときの語 |
| おいえ | 室内。座敷。台所を指すことも。「御上」または「御家」の転という。「おいえさん」で(町家の)奥さんの意。 (例)おいえへ上がっとくれやす |
| おいど | お尻。やや古風で上品な言い方 |
| おおきに (大きに) | ありがとう。感謝を表す関西の代表的な言い方。もとは「大いに」で、「大きにありがとう」の後半が省略されて定着した。商店や食堂では今も日常的に使われる |
| おかん | 母親。「おとん」と対で使うくだけた呼び方 |
| おしピン (押しピン) | 画びょう |
| おっちん | 座ること。「おっちんしよか」のように、幼児に向けて使う |
| おっちんとん | 座ること。幼児に「座りなさい」と言うときの語 |
| おとつい | 一昨日 |
| おとん | 父親。「おかん」と対で使うくだけた呼び方 |
| おばはん | 中年の女性。おばさん |
| おはようさん | おはよう。「さん」を付けて親しみをこめた朝の挨拶 |
| かいせい (回生) | 大学の学年。「三回生」のように使う |
| かしこい (賢い) | 利口だ。子どもやペットが行儀よくしているときにも使う |
| がしんたれ | 意気地なし、役立たず |
| カッター(シャツ) | ワイシャツ。狭義では学生用シャツを指す。ワイシャツ#日本語での呼び名についても参照 |
| かなんなー | かなわないなあ、困ったなあ |
| かまへん (構へん) | かまわない、気にしなくていい |
| がめつい | 大阪弁と認識されがちな語だが、実際は劇作家菊田一夫が1959年に発表した戯曲『がめつい奴』で広めた造語である。詳細はがめつい奴#形容詞「がめつい」の造語を参照 |
| かやく (加薬) | 炊き込みご飯やうどんに入れる具 |
| かやくめし (加薬飯) | 具を混ぜて炊き込んだご飯。かやくご飯 |
| かりパチ (借りパチ) | 借りたものを返さないままにすること |
| かる (借る) | 借りる |
| かんてき | 七輪。小さな炭火用のこんろ |
| かんてき | 七輪。転じて、癇癪。 (例)かんてき者(=癇癪持ち) |
| ぎょうさん (仰山) | たくさん、大量に。「ようけ」とほぼ同義だが、やや大げさな響きがある |
| くんろ | ください、くれ |
| げいこ (芸子) | 芸者、芸妓 |
| けったい | 奇妙だ、変わっている |
| けったい | 奇妙。変。不思議。おかしい。「卦体」または「希代」の転という |
| げぼ | 最下位、びり |
| げら | よく笑う人、笑い上戸 |
| けんど | けれど、しかし |
| こいさん | 商家の末娘。「小いとさん」が縮まった言い方 |
| ごうがわく (業が沸く) | 腹が立つ、しゃくにさわる |
| こうく (校区) | 学区。通学区域 |
| こうこ | 香の物。漬物。「おこうこ」とも |
| コールコーヒー | アイスコーヒー。喫茶店での言い方 |
| こしをいわす (腰をいわす) | 腰を痛める |
| こたち (子たち) | 子どもたち |
| こっちゃ | こと。「そんなこっちゃあかん」=そんなことではだめだ |
| こてこて | 必要以上に濃厚に塗りつける様子。濃厚な様子。近世からある語であるが、近畿特有の語と意識されるようになったのは比較的新しく、伝統的な方言を扱った辞書(『大阪ことば事典』など)への掲載例は少ない |
| こない | こんな、このような |
| こんだけ | これだけ、これほど |
| こんなん | こんなもの、こんなこと |
| さぶいぼ | 鳥肌。「さぶいぼ立つわ」=鳥肌が立つ |
| さら (新) | 新品、まだ使っていないもの |
| さら | 新しいこと・もの。共通語でも「更地」「まっさら」などの表現で用いる。 (例)さらの皿 |
| さらぴん | 新品、おろしたて |
| さらぴん | 「さら」を強めた言い方。「ぴん」の語源としては、「品」説とポルトガル語のpinta説(「ピンからキリまで」の「ピン」と同じ)がある |
| さんかくずわり (三角座り) | 体育座り。ひざを抱えて床に座る座り方 |
| しい | 静かに、しっ。人を黙らせるときの語 |
| しい | 「する」の連用形名詞化。……しがちな人。……してばかりの人。「要らんことをする→いらんことしい」や「ええかっこをする→ええかっこしい」や「真似をする→まねしい」など |
| じじはつ (次々発) | 次の次に出発する電車 |
| しっぽく (卓袱) | 具をのせた汁うどん・そば。もとは中国風の食卓を指す語 |
| じぶん (自分) | あなた、君。関西では二人称としても使う |
| しもうた | しまった。失敗したときに口をつく言葉。「しもた」とも |
| しもた (仕舞た) | しまった、やってしまった |
| じゃいけん | じゃんけん |
| じゃりんこ (じゃりん子) | 子ども。やんちゃな子を親しんで言う語 |
| しんどい | 疲れた、つらい。体力的にも精神的にも使う |
| しんどい | 疲れる。苦しい。「辛労」あるいは「心労」の転「しんど」の形容詞化という。 (例)家計がしんどいわ |
| スカタン | 見当違い、失敗。また、間の抜けた人 |
| すかたん | まぬけ。とんちんかん。見当違い。なお「まぬけ」も近畿地方から広まった表現である |
| すんまへん | すみません |
| せ | そうだ、本当だ |
| せいだい | 精々。大いに。うんと。「せいざい」などとも。「精(を)出して」の転という。 (例)せいだい気張りや |
| せえへん | しない。「する」の打ち消し。「せーへん」とも書く |
| せや | そうだ、そのとおりだ |
| せやな | そうだね、その通りだ。「そうやな」のくだけた形で、相づちとして使う |
| せん | しない。「する」の否定形。「そんなことせんといて」=そんなことしないで |
| せんと | 〜しないで、〜せずに |
| せんといて | しないでおいて、やめておいて |
| せんとく | しないでおく |
| そない | そんな、そのように。「そないなこと」=そんなこと |
| そやけど | そうだけど、しかし |
| そんだけ | それだけ、それほど |
| そんなん | そんなもの、そんなこと |
| たいたん (炊いたん) | 煮物。「かぼちゃの炊いたん」のように使う |
| だしみせ (出し店) | 屋台、露店 |
| だっか | 〜ですか。「そうだっか」=そうですか |
| だぼ | 馬鹿。「あほ」よりも強い言い方。播磨・神戸で用いる |
| だんさん | だんな、主人。商家で主人を呼ぶときの語 |
| だんじり (檀尻) | 祭りで引き回す山車。岸和田のだんじり祭りが有名 |
| だんない | 「大事ない」の省略語。差し支えない。構わない |
| たんぽ (湯婆) | 湯たんぽ。また、酒を燗するための金属の器 |
| ちがう (違う) | 違う、そうではない。関西では否定の返事としてよく使う |
| ちくっと | ちくりと刺すようす。また、ちょっと、少し |
| ちゃいます | 違います、そうではありません。「ちゃう」の丁寧な言い方 |
| ちゃうか | 〜ではないか、〜じゃないか |
| ちょう | ちょっと、少しの間 |
| ちょお | ちょっと。当然ながら「超」とは無関係。 (例)ちょお待ってえな |
| つばす | ブリの幼魚。関西ではツバス→ハマチ→ブリと呼び名が変わる |
| てっさ (鉄刺) | ふぐの刺身。ふぐを「鉄砲」と呼んだことから |
| てれこ | 逆さま。あべこべ。歌舞伎用語「手入れこ」から |
| でん | 鬼ごっこなどで鬼が他の子にタッチすること。「でんをつく」とも言う。鬼ごっこ以外でも、単にタッチを指す語や、鬼がタッチしてすぐ逃げる様から、短時間滞在してすぐに帰ることの比喩としても用いる。 (例)山田さん、家にでんついて帰ってきただけや |
| てんご(う) | いたずら。悪ふざけ。冗談 |
| ドあほ (ド阿呆) | 大ばか者。「アホ」を強めた言い方 |
| とうさん (嬢さん) | 良家の娘。「お嬢さん」にあたる呼び方 |
| どうしたん | どうしたの、何かあったの |
| とき | 〜しておいて。「置いとき」=置いておいて |
| とこらへん | そのあたり、付近 |
| どない | どのように、どんな。「どないしたん?」=どうしたの? |
| どべ | 最下位、びり。「どべやった」=最下位だった |
| どぼづけ (どぼ漬け) | ぬか漬け。汁気の多いぬか床に漬けたもの |
| どもならん/どんならん | 「どうにもならぬ」の転。どうしようもない。お終いだ |
| どんなん | どんなもの、どういうもの |
| どんべ | びり、最下位 |
| なにいうとんねん (何言うとんねん) | 何を言っているんだ。あきれたときの言い方 |
| なにをいうてんねん (何を言うてんねん) | 何を言っているんだ |
| なにをいうとんねん (何を言うとんねん) | 何を言っているんだ |
| なにをいってんねん (何を言ってんねん) | 何を言っているんだ |
| なのだ | 〜なのだ。断定を強めて言う言い方 |
| ナンキン (南京) | かぼちゃ。関西では「なんきん」と呼ぶ |
| なんでやねん (何でやねん) | どうしてだ、そんなわけがあるか。突っ込みの決まり文句 |
| にぬき (煮抜き) | ゆで卵、固ゆで卵 |
| にぬきたまご (煮抜き卵) | ゆで卵 |
| ねき | そば、近く。「机のねき」=机のそば |
| ねほん (根本) | 歌舞伎の脚本 |
| はいからうどん | 天かすをのせたうどん。関東の「たぬきうどん」にあたる |
| ぱっち | 丈の長い股引 |
| ばばこみ (ババ混み) | ひどく混んでいること、すし詰め |
| はべらす (侍らす) | そばに仕えさせる、はべらせる |
| はまち (魬) | ブリの若魚。ツバスより大きく、ブリになる前の呼び名 |
| はよ (早う) | 早く。「はよ行き」=早く行きなさい |
| ばらずし (ばら寿司) | 具を散らした寿司。関東のちらし寿司にあたる |
| ばり | とても。かなり。山陽地方由来の言葉で、1980年代に神戸・播磨を中心に流行した |
| はん | 〜さん。人を呼ぶときに付ける敬称 |
| はんなり | 上品で明るく、落ち着いた華やかさがあるようす |
| はんなり | 上品で華やかな、明るい様子。 (例)はんなりした(着物の)柄やなあ |
| ビリけつ (ビリ尻) | びり、最下位 |
| ひりょうず (飛竜頭) | がんもどき。刻んだ野菜を混ぜて揚げた豆腐 |
| ふか (鱶) | サメのこと。「ふかひれ」の「ふか」 |
| ぶたまん (豚まん) | 肉まん。関西では豚肉を使うため「豚まん」と呼ぶ |
| フレッシュ | コーヒーや紅茶に用いるクリームやミルク |
| べく | びり、最下位 |
| ぺけ | だめ、失敗。また、ばつ印 |
| べった | びり、最下位 |
| べったこ | びり、最下位 |
| べっぴん (別嬪) | 美人。もとは「別品」で、とりわけ品質のよいものを指した |
| べべた | びり、最下位 |
| べべた | びり。最下位。「べべ」「べべちゃ」「どべ」など地域・世代によって様々な語形がある |
| ぽち | 心付け、わずかな金銭。「ぽち袋」の「ぽち」 |
| ぽち | 祝儀。チップ。「ぽち」を入れる袋が「ぽち袋」である |
| ぼちぼち | ①ゆっくり、少しずつ ②そろそろ。「ぼちぼち行こか」。商売の挨拶「もうかりまっか」に「ぼちぼちでんな」と返す形で知られる |
| ほっこり | ほくほくと温かいようす。また、疲れてぐったりするようすにも使う |
| ほっこり | (一仕事を終えて)疲れた様子。近年、のんびりするなどの意で用いる者が増えている。 (例)せんど歩いてほっこりしたし(=くたびれたし)、お茶でも一服しょうか |
| ほな | それでは、じゃあ。別れぎわの「ほなまた」でよく使う |
| ほな | それでは。(例)ほな、また |
| ほらみぃ (ほら見ぃ) | ほら見ろ、だから言っただろう |
| ホルモン | 牛や豚の内臓肉。関西の焼肉でよく使う |
| ぼん | 坊や。特に、良家の坊ちゃん。「坊」の転。「ぼんぼん」「ぼんち」などとも。 (例)ぼんぼん育ち |
| ほんじゃ | それでは、じゃあ |
| ぼんち (坊ち) | 良家の男の子。「ぼんぼん」と同じ |
| ほんで | それで、そして。話をつなぐときに使う |
| ほんなら | それなら、じゃあ。「ほんなら行こか」=じゃあ行こうか |
| ぼんぼん | 良家の坊ちゃん。世間知らずという含みで使うこともある |
| ほんま (本真) | 本当。「ほんまに?」=本当に? |
| ほんまもん (ほんま物) | 本物、正真正銘のもの |
| まいどまいど (毎度毎度) | いつもいつも。商売で「毎度ありがとうございます」の意にも使う |
| まかしとき (任しとき) | 任せておけ、私に任せて |
| マクド | マクドナルドの略。関東の「マック」にあたる |
| また (又) | また、再び |
| まっせ | 〜しますよ。「行きまっせ」=行きますよ |
| まったり | まろやかでこくのある味わい。1990年代以降、のんびり・ゆったりした様子という意味で用いる者が増えている |
| まむし | うなぎの蒲焼きをご飯に混ぜたもの |
| まむしどん (まむし丼) | うなぎ丼 |
| まる (丸) | 丸、円 |
| まんまんちゃん | 幼児語で、仏様。地域によっては神や月なども指す。「南無阿弥陀仏様」の転。お辞儀を表す「あん」を後ろに付けると、仏への祈りの動作を表す。 (例)お仏壇にまんまんちゃんあんしいや |
| ミッキーナイフ | 鉛筆を削る小型の折りたたみナイフ |
| むちゃ (無茶) | 無茶だ、無理だ。また「むちゃくちゃ」の形で「とても」の意にも使う |
| めっさ | とても、非常に。「めちゃくちゃ」が変化した若者語。「めっさうまい」 |
| めっちゃ | とても。超。「めちゃくちゃ」の略で、1970-80年代以降、大阪から近畿地方一円に急速に広まった。「めっさ」などとも。同様の語に「むちゃくちゃ」の略「むっちゃ」などがある |
| メンチをきる (メンチを切る) | にらみつける、目を合わせてすごむ |
| もういっぺん (もう一遍) | もう一度 |
| モータープール | 時間貸しや月極の駐車場。関西の看板表記として定着しており、他地域ではほとんど使われない |
| もっぺん | もう一度。「もういっぺん」が縮まった言い方 |
| やいやい | 何度もしつこく言うさま。「やいやい言いないな」などと使う |
| やったら | 〜ならば、それなら |
| やってもうた | やってしまった、しくじった |
| やのに | 〜なのに |
| やめとき (止めとき) | やめておきなさい、やめたほうがいい |
| やや | 赤ん坊。「ややこ」と同じ |
| ややこしい | 煩雑だ。厄介だ。面倒だ。紛らわしい。怪しい。「赤ん坊」を意味する「ややこ」の形容詞化。赤ん坊の世話は面倒で大変だということから。「ややこい」などとも。 (例)今日の天気はややこしい(=微妙だ)な |
| やろう | 〜だろう、〜でしょう |
| ゆびをつめる (指を詰める) | 戸などに指を挟む |
| よ(う)け | 数量が甚だしいこと。たくさん。「余計」の転 |
| ようけ | たくさん、多く。「ようけ食べや」=たくさん食べなさい |
| ようさん | たくさん。「ようけ」「ぎょうさん」と同じ意味 |
| ヨコワ | クロマグロの幼魚 |
| よす (寄す) | 仲間に入れる、加える |
| よめ (嫁) | 妻。関西では自分の妻を「嫁」と呼ぶ |
| よめはん (嫁はん) | 妻、奥さん |
| れいコー (冷コー) | アイスコーヒー。「冷コーヒー」の略 |
| れいめん (冷麺) | 冷やし中華。関西では冷やし中華を「冷麺」と呼ぶ |
| わい | 俺、私。男性が使う一人称で、やや粗野な響きがある |
| わて | 私。一人称。やや古風で、商人言葉や落語の印象が強い |
| わや | 台無し。滅茶苦茶。道理に合わない。駄目。「枉惑」の転である「わやく」の派生。「わやくちゃ」「わやくそ」などとも。 (例)さっぱりわやや |
| わや | めちゃくちゃ、台なし |
| わやく | いたずら、めちゃくちゃなこと |
| 禁止表現 | 終止形表現 |
| 命令表現 | 命令形表現 |
関西弁の語尾と文法
関西弁を関西弁らしくしているのは、単語よりも語尾と文法です。 ここでは変換ツールが実際に使っている規則のうち、確度の高いものを種類別に説明します。
断定「やあらへん」「やない」「やん」
- ではありません → やあらへん :丁寧否定
- ではない → やない :断定否定
- じゃない → やん
- でしょう → やろ
- だろう → やろ 例)とても面白いだろう。 → めっちゃおもろいやろ。
- だ → や :断定の助動詞 だ→や 例)これは本だ。 → これは本や。
- だから → やから 例)もう遅い。だから今日は帰る。 → もう遅い。やから今日は帰る。
- だけど → やけど
- なのだ → なんや
否定「せえへん」「けえへん」「でけへん」
- しない → せえへん :サ変
- 来ない → けえへん :カ変
- できない → でけへん 例)そんなことはできない。 → そんなことはでけへん。
- 〜ない → 〜へん :五段動詞の未然形+へん 例)明日は行かない。 → 明日は行かへん。
- 〜ない → 〜へん :下一段
- なければならない → なあかん
- なくてはいけない → なあかん
継続・アスペクト「てる」「とく」「てまう」
- ている → てる 例)ご飯を食べているところです。 → ご飯を食べてるところです。
- ておく → とく
- てしまう → てまう
- てしまった → てもうた
- ておいて → といて 例)このごみを捨てておいてください。 → このごみを捨てといてください。
助詞「けど」「やね」
- けれど → けど
- ですね → やね 例)こんにちは、今日はいい天気ですね。 → こんにちは、今日はええ天気やね。
語彙「めっちゃ」「ほんまに」「ほんま」
- とても → めっちゃ 例)とても面白いだろう。 → めっちゃおもろいやろ。
- すごく → めっちゃ 例)すごくおいしいね。 → めっちゃおいしいね。
- 本当に → ほんまに 例)今日は本当に疲れた。 → 今日はほんまに疲れた。
- 本当 → ほんま 例)今日は本当に疲れた。 → 今日はほんまに疲れた。
- 違う → ちゃう 例)それは違うと思います。 → それはちゃうと思います。
- 駄目 → あかん
- だめ → あかん
- いけない → あかん
- 面白い → おもろい 例)とても面白いだろう。 → めっちゃおもろいやろ。
- 良い → ええ
- いい → ええ 例)今日はいい天気だ。 → 今日はええ天気や。
- いくら → なんぼ
関西弁の例文・日常会話
標準語と関西弁の対訳です。すべて確度の高い規則だけを使って変換しています。
| 標準語 | 関西弁 |
|---|---|
| これは本だ。 | これは本や。 |
| 明日は行かない。 | 明日は行かへん。 |
| とても面白いだろう。 | めっちゃおもろいやろ。 |
| ご飯を食べているところです。 | ご飯を食べてるところです。 |
| 何をしているの。 | 何をしてるの。 |
| そんなことはできない。 | そんなことはでけへん。 |
| すごくおいしいね。 | めっちゃおいしいね。 |
| 昨日はとても寒かった。 | 昨日はめっちゃ寒かった。 |
| あの人は学校の先生だ。 | あの人は学校の先生や。 |
| わからないから教えてほしい。 | わからへんから教えてほしい。 |
| 今日はいい天気だ。 | 今日はええ天気や。 |
| ずっと待っている。 | ずっと待ってる。 |
大阪弁・京都弁との違い
「関西弁」は近畿地方で広く通じる共通語的な言い方を指し、その中に大阪弁・京都弁・神戸弁・河内弁などが含まれます。関西弁としてひとまとめに語られる表現も、府県ごとに形が変わります。
もっとも分かりやすい差は五段動詞の否定形です。大阪ではエ段+「へん」で「行かない」が「行けへん」、京都ではア段+「へん」で「行かへん」になります。さらに「行けへん」という同じ語形が、大阪では「行かない」、京都では「行けない」と、ほぼ逆の意味で使われます。
理由を表す接続詞も分かれます。大阪では「〜さかい」より「〜から」「〜ねん」が優勢で、京都では「〜さかい」が残っています。本ツールの関西弁変換は京都と同じア段+「へん」を採用しています。大阪弁らしい言い回しが必要な場合は大阪弁のページをご利用ください。
| 標準語 | 関西弁 | 大阪弁 | 京都弁 |
|---|---|---|---|
| 行かない | 行かへん | 行けへん | 行かへん |
| だ(断定) | や | や | や |
| とても | めっちゃ | めっちゃ | えらい |
| だから | やから | やから | やさかい |
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よくある質問
Q.無料で使えますか?
A.無料です。登録もログインも不要で、回数制限もありません。変換はすべてお使いのブラウザ内で処理されるため、入力した文章がサーバーに送信されることもありません。
Q.関西弁はどの地域で話されていますか?
A.関西弁は関西地方を中心に話されている方言です。同じ近畿・関西の中でも市町村によって語尾や語彙が変わることがあります。
Q.変換の精度はどのくらいですか?
A.本サイトの変換は正規表現によるルールベースの処理で、AI や機械翻訳は使っていません。断定・否定・継続・助詞といった文法規則を順番に当てるため、短い文ほど自然な結果になります。長い文や複文では不自然になることがあります。
Q.関西弁の単語は何語収録していますか?
A.このページには326語を収録しています。語彙は Wikipedia と JMdict をもとにしており、随時追加しています。
Q.方言のデータはどこから来ていますか?
A.Wikipedia の各方言記事(CC BY-SA 4.0)と JMdict/EDICT(EDRDG, CC BY-SA 4.0)をもとに作成しています。ページ末尾に使用した記事名を明記しています。派生物である本サイトの辞書データも CC BY-SA 4.0 で公開しています。
出典
このページの方言データは、Wikipedia の記事 「近畿方言」 (CC BY-SA 4.0) をもとに作成しています。 本サイトの辞書データも Share-Alike 条項にしたがい CC BY-SA 4.0 で公開しています。